あなたのココロとカラダに本当に良い物を世界中からお届けする「癒しの船」船長 田所秀基です。
先日の読売新聞の「くらし 家庭 Q&A」にこんな質問が載っていました。
Q、声が出にくくなり耳鼻咽喉科で声帯がやせてきていると言われました。
老化のためで治療法はないそうです。
カラオケが趣味ですが、声は出した方がよいでしょうか、あまり出さない方がいいでしょうか、声がでなくなるのではと心配です。
この相談を投稿したのは78歳の女性ですが、質問に対して答えられたのは東京医療センター感覚器センター部長の角田晃一先生。
答えが少々長いので要点だけ書いてみます。
A、声帯の衰えは老化の第一歩。
ひどくなると飲食物や唾液が食道ではなく気管に入る誤嚥(ごえん)につながるため、声帯の機能を保つことは重要です。
スポーツ選手が練習を怠ると筋肉が衰えるのと同じ。
声帯も筋肉です。
声のかすれの原因が明らかに声帯の老化なら、どんどん使った方が衰えは防げます。
毎日朝夕1回ずつ1~10の数字を言う訓練があります。
声を出す瞬間に体に力を入れて胸を張り、数字を一つ一つ区切って短くハッキリと発声します。
これを続けると声帯が閉じやすくなり、声は改善し、誤嚥性肺炎の予防にもなります。
なるほど~声帯も筋肉ですから筋トレすると良いわけですね。
さらに「あいうべ体操」をすると有効でしょう。
あいうべ体操もカンタンで効果絶大なのでぜひ取り入れてみてください。
やりかたは大きく口を開け「あ~い~う~べ~」と言うだけ。
最後のべ~は舌を大きく下に出しましょう。
一日30回を目標にトレーニングしてくださいね。
そういえば以前TVで誤嚥性肺炎の予防には黒コショウが良いというのをやっていました。
誤嚥性肺炎はあなどれませんからね。
たまにはスパイシーな食事も良いかもしれませんね♪
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